仕事以外にも人生はある

働いていると、自分を高めることや仕事に真摯に向き合うことに夢中になりすぎて、でなければいけないとか、であるべきとか思うようになってくる。

もちろん仕事がそんなに大好きなわけでなくても、仕事がうまくいくと気持ちがいいし、認められると自己承認もしやすくなってくる。変な中毒性があるのが仕事だと思う。

 

でも、仕事に向き合っているようで、その姿は実際には自分に向き合っているということ。

 

仕事は自分を知るための、自分を掘り下げるためのきっかけで、自分に向き合うことがやりたいことの本質。

 

で、仕事をなくしたら自分に何が残るのか?それ以外の自分はどんな人で、どんな価値があるのか?何を感じて何を思うのか?これを仕事以外のいろんな仕組みを使って知っていくことが、いま私がしようとしていること。

 

たとえば、本屋に行ったらいろんな背表紙の中に自分の興味を探すこともあるし、ネットからも興味のある記事を探したりもできる(カラパイアやwiredををよく見ています)。料理や家事の中に、自分の効率厨を見つけることもあるし、作業の時にはみんなで楽しんでやろうとする傾向があることも発見する。犬と遊んだらべったり甘えられるし、親とあうと何かと頼られる。

 

こんな感じで、生活の中や遊びの中にも自分を見つける仕組みはあるし、自分を承認する仕組みは何も仕事だけではない。

 

仕事はできるだけ定時で終わらせて、それ以外の自分を多く外に出させて楽しませるように、もっとたくさん外に出よう。仕事は忘れて。

 

そこで見つけた自分は、たぶんいつまでも思い出せる自分になるはず。